人文・芸術プログラム

Integrated Arts and Human Sciences Program

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人文・芸術プログラム

教育・研究の理念と目標

人材養成目的

文化的多様性の深い理解に基づき「”人”と”地”の健康」を実現する高度専門家養成機関として、新たな価値、文化、社会の創造に貢献する。

養成する人材像

幅広い分野の基盤的能力を有し、人文、芸術に関わる諸分野についての高度な専門的学識、高い倫理観と豊かな創造力、領域を横断した複眼的視野を備えることにより、新たな価値、文化、社会を創ることができる人材

人文・芸術プログラムの特徴

主な研究領域

  • 歴史文化

    歴史文化

    日本をはじめ世界における歴史事象の様相を究明し、現代に要請される歴史認識を確立するため、4つの専門に分かれて実証的な研究を進めます。古文書など史料の解読に重点をおく日本史、東アジアを対象とする東洋史、欧米文化の及んだ地域を広い視野で探求する西洋史、遺跡や遺物を手がかりに過去の文化と社会背景を探る考古学において,専門研究の深化と体系化をめざします。

  • 人文地理学

    人文地理学

    現代社会を空間的な視点から分析するために、理論研究・実証研究双方から様々な地理的事象を取り上げて研究を進めます。実証研究では、フィールドワークを中心とした、インテンシブな調査を行うとともに、得られたデータの分析には地理情報システムを活用するなど、新しい手法も取り入れます。

  • 英米言語文化

    英米言語文化

    イギリス言語文化とアメリカ言語文化では、英米の市民文化・大衆文化の伝統や批評理論などをふまえつつ、文学作品を中心としたさまざまなテクストの精緻な読解・分析を主な研究活動としています。これらを通して,多様な文化事象や言語の特質を分析・解釈・記述する能力を高めることをめざします。

  • 造形表現

    造形表現

    絵画、立体造形及びメディアアート制作など、人類が古より現代に至るまでに展開してきた多様な芸術的表現を対象とする。その表現技術の修得と高度化、ならびにそうした表現手法の横断的な展開をベースにした造形表現学、造形技法論に関わる総合的かつ専門的な見地と、論理性に基づく創造的な能力の開発・展開へと導く専門的研究を実施する。

  • 工芸

    工芸

    金属、漆、木材等の材料に係る工芸技術をより深く修得し、さらに我が国固有の伝統的な技術や歴史的に育まれた感性を創造的な活動や工芸文化の発展・継承に結び付けられる高い技能と見識を養成する。工芸技術がもつ、素材、用途、美的感性、造形感覚、加工技術、様式、独自性をバランスよく修得し、そのうえで自らのアイデンティティを核として世界に通用する価値の創出に関わる専門的研究を実施する。

  • 建築・デザイン

    建築・デザイン

    人間を取り巻く環境に対して、芸術及び文化という観点から考察を行い、地域の抱えている問題に対して実践的に取り組み、国際的な視座に立ち解決を図る能力を養成する。多様なデザイン表現力、生活環境としてのデザイン・建築・まちづくりの総合的な企画調整力、伝統文化の再生や地域創生、クリエイティブな産業に関わる専門的研究を実施する。

  • 芸術文化論

    芸術文化論

    美術・工芸・デザインという表現技法や芸術学・美学という芸術文化に関する基本的学識に加え、建築学、伝統造形、伝統芸能などの歴史的文化等に関する見識を深めることで、多様な視点と歴史的・地域的な固有の視点を併せ持った能力を養成する。普遍的価値観、伝統文化を起点とした地域の芸術文化理論に関わる専門的研究を実施する。

  • 歴史文化

    歴史文化

    日本をはじめ世界における歴史事象の様相を究明し、現代に要請される歴史認識を確立するため、4つの専門に分かれて実証的な研究を進めます。古文書など史料の解読に重点をおく日本史、東アジアを対象とする東洋史、欧米文化の及んだ地域を広い視野で探求する西洋史、遺跡や遺物を手がかりに過去の文化と社会背景を探る考古学において,専門研究の深化と体系化をめざします。

  • 人文地理学

    人文地理学

    現代社会を空間的な視点から分析するために、理論研究・実証研究双方から様々な地理的事象を取り上げて研究を進めます。実証研究では、フィールドワークを中心とした、インテンシブな調査を行うとともに、得られたデータの分析には地理情報システムを活用するなど、新しい手法も取り入れます。

  • 英米言語文化

    英米言語文化

    イギリス言語文化とアメリカ言語文化では、英米の市民文化・大衆文化の伝統や批評理論などをふまえつつ、文学作品を中心としたさまざまなテクストの精緻な読解・分析を主な研究活動としています。これらを通して,多様な文化事象や言語の特質を分析・解釈・記述する能力を高めることをめざします。

  • 造形表現

    造形表現

    絵画、立体造形及びメディアアート制作など、人類が古より現代に至るまでに展開してきた多様な芸術的表現を対象とする。その表現技術の修得と高度化、ならびにそうした表現手法の横断的な展開をベースにした造形表現学、造形技法論に関わる総合的かつ専門的な見地と、論理性に基づく創造的な能力の開発・展開へと導く専門的研究を実施する。

  • 工芸

    工芸

    金属、漆、木材等の材料に係る工芸技術をより深く修得し、さらに我が国固有の伝統的な技術や歴史的に育まれた感性を創造的な活動や工芸文化の発展・継承に結び付けられる高い技能と見識を養成する。工芸技術がもつ、素材、用途、美的感性、造形感覚、加工技術、様式、独自性をバランスよく修得し、そのうえで自らのアイデンティティを核として世界に通用する価値の創出に関わる専門的研究を実施する。

  • 建築・デザイン

    建築・デザイン

    人間を取り巻く環境に対して、芸術及び文化という観点から考察を行い、地域の抱えている問題に対して実践的に取り組み、国際的な視座に立ち解決を図る能力を養成する。多様なデザイン表現力、生活環境としてのデザイン・建築・まちづくりの総合的な企画調整力、伝統文化の再生や地域創生、クリエイティブな産業に関わる専門的研究を実施する。

  • 芸術文化論

    芸術文化論

    美術・工芸・デザインという表現技法や芸術学・美学という芸術文化に関する基本的学識に加え、建築学、伝統造形、伝統芸能などの歴史的文化等に関する見識を深めることで、多様な視点と歴史的・地域的な固有の視点を併せ持った能力を養成する。普遍的価値観、伝統文化を起点とした地域の芸術文化理論に関わる専門的研究を実施する。

教育目的・教育目標・3つのポリシー

大学院の目的

本学大学院は、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥を究め、又は高度の専門性が求められる職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培い、文化の進展に寄与することを目的とする。

教育研究上の目的

本プログラムは、文化的多様性の深い理解に基づき「“人”と“地”の健康」を実現する高度専門家養成機関として貢献する。

ディプロマ・ポリシー

修了認定・学位授与の方針

本プログラムは、幅広い分野に関する基盤的能力を有し、人文、芸術に関わる諸分野についての高度な専門的学識、高い倫理観と豊かな創造力を備えることにより、人文、芸術に関わる諸分野を発展させ、その成果を社会に還元することのできる能力を備えた者に修士(文学)又は修士(芸術文化学)の学位を授与する。

到達目標及び到達指標

基盤的能力

  • 〈学修成果〉人文、芸術に関わる諸分野についての基盤的学識や、論理的思考力及び俯瞰力を身につけている。
  • 〈到達指標〉共通科目の単位修得を通じて、人文、芸術に関わる諸分野についての基盤的な論点を説明することができる。

専門的学識

  • 〈学修成果〉自らの専門分野に関する高い研究能力、深い学識及び高度の専門性を要する職業に必要な実践的能力を身につけている。
  • 〈到達指標〉自らの専門分野に関する専門科目の単位修得を通じて専門分野に関する専門的な論点を説明することができる。かつ「修士論文」又は「特定の課題についての研究成果(修了制作と副論文)」の審査あるいは最終試験に合格している。

倫理観

  • 〈学修成果〉研究倫理に関する規範意識を身につけている。
  • 〈到達指標〉研究倫理に則り、修士論文、作品を完成させることができる。

創造力

  • 〈学修成果〉人文、芸術に関わる諸分野において、新たな知を見出し、その知から更なる価値を生み出す能力を身につけている。
  • 〈到達指標〉新たな知を提示し、かつ新たな価値の創造につながる修士論文、作品を完成させている。

カリキュラム・ポリシー

教育課程編成方針

本プログラムでは、修了認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) に示した能力を修得させるため、体系的な教育課程を編成する。

教育課程実施方針

授業は講義・演習・実習・実技等の方法・形態により行い、学生が主体的・能動的に学ぶことができるものとする。その評価は各能力における学修成果の到達目標に対する達成度について、客観的な成績評価基準に基づいて行う。

学修内容、学修方法及び学修成果の評価方法

基盤的能力

  • 〈学修内容〉研究科共通科目の単位を4単位以上修得する。
  • 〈学修方法〉講義・演習形式の授業により学修する。
  • 〈学修成果の評価方法〉各科目のシラバスに明記した基準により、成績評価する。

専門的学識

  • 〈学修内容〉「特論」で、自らの専門分野の専門的な知識や方法論などを学び、「特論演習」、「特別演習」で、専門に特化した文献・史料などの高度な読解力及び実験や調査の手法、資料の分析方法、作品制作のための技法等を修得する。
  • 〈学修方法〉自らの専門分野に関する専門科目により学修する。
  • 〈学修成果の評価方法〉試験やレポートにより、到達度を客観的に評価する。「修士論文」又は「特定の課題についての研究成果(修了制作と副論文)」は他分野の教員を含む複数の教員の講評をもとに成績評価をする。

倫理観

  • 〈学修内容〉研究倫理に関する規範意識を、他分野の事例も参照しつつ、それぞれの専門における事例に基づき学修する。
  • 〈学修方法〉主指導教員及び副指導教員による指導を通して、学修する。
  • 〈学修成果の評価方法〉修士論文、作品は、複数の審査員によって評価する。なお、審査員のうち一名は、他分野の教員から選ぶことにより、審査の客観性を保つと同時に多面的な評価を行う。

創造力

  • 〈学修内容〉主として「課題研究」における主指導教員及び副指導教員による多面的指導を通して、新たな知見の獲得、価値の創造に導く学修を行う。
  • 〈学修方法〉主として「課題研究」における主指導教員及び副指導教員による多面的指導を通して修士論文、作品を完成させる。
  • 〈学修成果の評価方法〉修士論文、作品は、複数の審査員によって評価する。なお、審査員の一名は、他分野の教員から選ぶことにより、審査の客観性を保つと同時に多面的な評価を行う。

アドミッション・ポリシー

入学者受入れの方針

人文科学・芸術文化学についての強い関心と基礎的能力を有し、論理的思考力と創造性を持ち、文化の進展に寄与しようとする意欲を備えている者を受け入れる。

入学者選抜の基本方針(入試種別とその評価方法)

多様な学生を受け入れるため、年2回の入学者選抜を実施する。また社会人入試及び外国人留学生入試、外国人留学生特別入試(指定校推薦)を実施する。

⼀般入試(前期日程・後期日程)

筆記試験、口述試験、学業成績証明書及び志望理由書、研究計画書等を総合的に評価する。

社会人入試

筆記試験、口述試験、学業成績証明書及び志望理由書、研究計画書等を総合的に評価する。

外国人留学生入試

筆記試験、口述試験、学業成績証明書及び志望理由書、研究計画書等を総合的に評価する。

外国人留学生特別入試(指定校推薦)

書類審査、口述試験等を総合的に評価する。

求める資質・能力

基盤的能力

  • 〈求める資質・能力〉本プログラムにおいて学修するために必要かつ十分な基礎学力を備えている。

専門的学識

  • 〈求める資質・能力〉各専門分野についての強い関心と基礎的な知識及び能力を身につけている。

倫理観

  • 〈求める資質・能力〉人文、芸術に関わる諸分野についての専門的知見と高い倫理観に基づき、社会に貢献しようとする強い意欲を備えている。

創造力

  • 〈求める資質・能力〉論理的思考力と創造性をもち、人文、芸術に関わる諸分野についての発展に寄与しようとする強い意欲を備えている。

カリキュラム・履修モデル

履修モデル

研究テーマ:[文学]木曾義仲による北陸道追討使の迎撃と越中の在地情勢

養成する具体的な人材像:地域の歴史的資源について調査・分析できる自治体職員、地域の歴史を深く調査・分析することができる中学校・高校教員

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 研究指導
1年次 1T
研究倫理 1
大学院生のためのキャリア形成 1
 
日本史学特論Ⅰ 1
日本史学特論Ⅴ 1
日本史学特論Ⅸ 1
日本史学特論演習Ⅰ 1
日本文学論Ⅰ 1
 
2T
研究者としてのコミュニケーション 1
地域づくり特論 1
人文・社会の数理 1
日本史学特論Ⅱ 1
日本史学特論Ⅵ 1
日本史学特論Ⅹ 1
日本史学特論演習Ⅱ 1
日本文学特論Ⅱ 1
 
3T
科学技術と持続可能社会 1
地域共創特別演習(PBL)(3-4T)  
日本史学特論Ⅲ 1
日本史学特論演習Ⅲ 1
 
4T
地域共創特別演習(PBL)(3-4T) 2
日本史学特論Ⅴ 1
日本史学特論演習Ⅳ 1
 
2年次 1T
伝統文化特論 2
日本・東洋美術史特論 2
課題研究Ⅰ 2
2T
3T
課題研究Ⅱ 2
4T
取得単位数 4 4 18 4
22

修得単位数合計:30単位

研究テーマ:[芸術文化学]新しい芸術表現、新しい価値を創造したアート

養成する具体的な人材像:前例のない価値を作り出すメディアアーティスト、現代アート作家

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 研究指導
1年次 1T
研究倫理 1
データサイエンス特論 1
 
現代美術特論 2
デザイン特別演習A 2
芸術文化学研究Ⅰ(1-2T)  
 
2T
知的財産法 1
地域づくり特論 1
人文・社会の数理 1
美学特論演習Ⅰ 2
芸術文化学研究Ⅰ(1-2T) 2
 
3T
科学技術と持続可能社会 1
地域共創特別演習(PBL)(3-4T)  
文化人類学特論Ⅲ 1
像情報処理特論 2
デジタルアート特論演習A(3-4T)  
芸術文化学研究Ⅱ(3-4T)  
 
4T
地域共創特別演習(PBL)(3-4T) 2
文化人類学特論Ⅳ 1
デジタルアート特論演習A(3-4T) 2
芸術文化学研究Ⅱ(3-4T) 2
 
2年次 1T
デジタルアート特論演習B(1-2T)  
課題研究Ⅰ 2
2T
デジタルアート特論演習B(1-2T) 2
3T
課題研究Ⅱ 2
4T
取得単位数 4 4 18 4
22

修得単位数合計:30単位

研究テーマ:[芸術文化学]伝統技法を基軸にしたデジタルデータ活用による地域文化資源の効果的な修復方法の確立

養成する具体的な人材像:地域文化の振興に貢献する文化財修復士

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 研究指導
1年次 1T
研究倫理 1
データサイエンス特論 1
 
漆工芸特別演習A(1-2T)  
芸術文化学研究Ⅰ(1-2T)  
 
2T
知的財産法 1
地域づくり特論 1
人文・社会の数理 1
材料共生学特論 2
漆工芸特別演習A(1-2T) 2
芸術文化学研究Ⅰ(1-2T) 2
 
3T
科学技術と持続可能社会 1
地域共創特別演習(PBL)(3-4T)  
文化人類学特論Ⅲ 1
立体表現特別演習A(3-4T)  
漆工芸特別演習B(3-4T)  
芸術文化学研究Ⅱ(3-4T)  
 
4T
地域共創特別演習(PBL)(3-4T) 2
文化人類学特論Ⅳ 1
立体表現特別演習A(3-4T) 2
漆工芸特別演習B(3-4T) 2
芸術文化学研究Ⅱ(3-4T) 2
 
2年次 1T
金属工芸特別演習A 2
課題研究Ⅰ 2
2T
文化資源特論 2
3T
課題研究Ⅱ 2
4T
取得単位数 4 4 18 4
22

修得単位数合計:30単位

研究テーマ:[芸術文化学]地域色を活かしたクリエイティブな建築デザインの創出

養成する具体的な人材像:クリエイティブな産業のコーディネーターとして活躍する環境デザイナー

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 研究指導
1年次 1T
研究倫理 1
データサイエンス特論 1
 
建築設計特論演習A(1-2T)  
芸術文化学研究Ⅰ(1-2T)  
 
2T
知的財産法 1
地域づくり特論 1
人文・社会の数理 1
建築設計特論 2
建築設計特論演習A(1-2T) 2
芸術文化学研究Ⅰ(1-2T) 2
 
3T
科学技術と持続可能社会 1
地域共創特別演習(PBL)(3-4T)  
建築設計特論 2
建築設計特論演習B(3-4T)  
芸術文化学研究Ⅱ(3-4T)  
 
4T
地域共創特別演習(PBL)(3-4T) 2
建築計画論 2
建築設計特論演習B(3-4T) 2
芸術文化学研究Ⅱ(3-4T) 2
 
2年次 1T
人文地理学特論Ⅰ 1
デザイン特別演習A 2
課題研究Ⅰ 2
2T
人文地理学特論Ⅱ 1
3T
課題研究Ⅱ 2
4T
取得単位数 4 4 18 4
22

修得単位数合計:30単位

研究テーマ:[芸術文化学]地域文化資源の価値評価、美術館・博物館等の利用プログラムの開発

養成する具体的な人材像:地域の文化資源活用に貢献するキュレーター

大学院共通科目 学環共通科目 プログラム専門科目
専門科目 研究指導
1年次 1T
研究倫理 1
データサイエンス特論 1
 
伝統文化特論 2
日本・東洋美術史特論 2
芸術文化学研究Ⅰ(1-2T)  
 
2T
知的財産法 1
地域づくり特論 1
人文・社会の数理 1
文化資源特論 2
芸術文化学研究Ⅰ(1-2T) 2
 
3T
科学技術と持続可能社会 1
地域共創特別演習(PBL)(3-4T)  
風景資源特論 2
芸術文化学研究Ⅱ(3-4T)  
 
4T
地域共創特別演習(PBL)(3-4T) 2
伝統文化特論演習 2
芸術文化学研究Ⅱ(3-4T) 2
 
2年次 1T
人文地理学特論Ⅰ 1
現代美術特論 2
課題研究Ⅰ 2
2T
人文地理学特論Ⅱ 1
3T
課題研究Ⅱ 2
4T
取得単位数 4 4 18 4
22

修得単位数合計:30単位

進路情報

学位論文に係る評価基準

  1. 修士論文
    修士論文は、学位申請者が主体的に取り組んだ研究成果からなり、専門分野における高度な研究手法の修得を示す新規性を有していなければならない。
    論文審査に当たっては、以下の評価項目を考慮しつつ、総合的な評価を行う。
    1. 研究課題の設定
      学術的、社会的に有益な研究課題が明確に設定され、表現されているか。
    2. 先行研究の理解と提示
      当該分野の先行研究に対して、必要十分な調査が行われているか。また、論旨を展開する上で適切に言及されているか。
    3. 研究方法
      研究目的に沿った適切な研究方法がとられているか。
    4. 論証方法や結論の妥当性と意義
      問題設定から結論に至る論旨が、論理的に展開されているか。また、当該分野において新規性を持った学術的貢献及び社会的貢献が認められるか。
    5. 論文の形式・体裁
      語句の使い方や文章表現が的確で、学術論文としての体裁が整っているか。
  2. 特定の課題についての研究の成果
    「特定の課題についての研究の成果」は、学位申請者が主体的に取り組んだ作品と副論文からなり、専門分野における高度な研究手法の修得を示す新規性を有していなければならない。
    「特定の課題についての研究の成果」の審査に当たっては、以下の評価項目を考慮しつつ、総合的な評価を行う。
    1. 研究課題の設定
      学術的、社会的に有益な研究課題が明確に設定され、表現されているか。
    2. 先行研究、作品の理解と提示
      当該分野の先行研究、作品に対して、必要十分な調査が行われているか。また、これ から得た知見が作品制作に活用されているか。
    3. 研究、制作方法
      研究目的に対し適切な研究制作方法がとられているか。
    4. 作品の制作方法、技術力と意義
      出来上がった作品が、設定課題に応える十分な表現になっているか。また、当該分野において、新規性を持った技術的、芸術的貢献及び社会的貢献が認められるか。
    5. 副論文の形式・体裁副論文の形式・体裁
      語句の使い方や文章表現が的確にされ、学術論文としての体裁が整っているか。

取得できる免許・資格・受験資格

取得できる資格

教育分野 取得できる資格
人文 公中学校教諭専修免許状(国語、社会、地理歴史、公民、英語)
高等学校教諭専修免許状(国語、地理歴史、公民、英語)

受験資格が得られる資格

教育分野 受験資格が得られる資格
芸術 建築士資格に係る実務経験要件(1年または2年)

修了後に想定される主な進路

就職

地方自治体・行政機関職員、学芸員、中学校・高校教員、大学職員、民間企業社員、アーティスト、デザイナー、文化財修復士

進学

人文学系・芸術系博士課程進学

教員一覧

(人文科学系)研究指導担当教員

研究領域 教員氏名 専門分野 リンク
哲学・ 人間学 准教授池田 真治 哲学、ライプニッツを中心とした近現代西洋哲学
哲学・ 人間学 教授田畑 真美 日本倫理思想史、近代以前の儒教・神道・仏教思想
歴史文化 教授鈴木 景二 日本史、古代社会文化史、立山信仰と北陸地域の歴史
歴史文化 准教授中村 只吾 日本史(近世史)
歴史文化 講師長村 祥知 日本史、中世政治史、歴史叙述
歴史文化 教授徳永 洋介 東洋史、宋元時代の政治と法制
歴史文化 講師林 美希

東洋史、隋唐時代の政治と軍事

歴史文化 教授青木 恭子 西洋史、ロシア近代史
歴史文化 教授徳橋 曜 西洋史、イタリア中・近世史
歴史文化 准教授入江 幸二 西洋史、西洋近世史、スウェーデン史
歴史文化 教授次山 淳 考古学、日本考古学、古墳出現期の社会史、土器様式史
歴史文化 教授髙橋 浩二 考古学、日本考古学(弥生時代から古墳時代)
言語学 教授安藤 智子 言語学、ロシア語および日本語の音声・音韻的特徴
言語学 教授山﨑 けい子 日本語教育学、学習環境のデザイン、日本語学習者の会話の分析
社会学 教授佐藤 裕 社会学、差別論、社会調査法(質問紙調査および統計解析)、社会学基礎論
社会学 教授伊藤 智樹 社会学、社会学的自己論、社会調査法(フィールドワーク等)
社会学 准教授志賀 文哉 社会学、社会福祉学、社会調査法
人文地理学 教授大西 宏治 人文地理学、子どもの生活空間研究、まちづくり、防災教育
人文地理学 教授山根 拓 人文地理学、近代歴史地理学、都市地域学
人文地理学 准教授鈴木 晃志郎 人文地理学、行動地理学、観光学、地理情報科学
文化人類学 教授藤本 武 文化人類学、民俗学、地域研究、食と農、祭礼
文化人類学 准教授野澤 豊一 文化人類学、音楽、芸能、身体、コミュニケーション
スポーツ文化史 教授大川 信行 スポーツ文化史
スポーツ人類学 講師田邊 元 スポーツ人類学、民俗学、武術研究
日本言語文化 教授樋野 幸男 日本語学、中世日本語の歴史および日本語の書記
日本言語文化 准教授宮城 信 日本語学、現代日本語の語彙論、意味論、コーパス言語学、児童の言語発達の研究
日本言語文化 講師川島 拓馬 日本語学
日本言語文化 教授田村 俊介 日本文学、『源氏物語』などの平安文学
日本言語文化 教授西田谷 洋 日本文学、近代文学
中国言語文化 教授森賀 一惠 中国語学、古代中国語を対象とした文献学
中国言語文化 教授大野 圭介 中国文学、先秦両漢時代を中心とした古典文学
中国言語文化 教授齊藤 大紀 中国文学、1920・30年代を中心とした中国現代文学
朝鮮言語文化 准教授上保 敏 朝鮮語学、朝鮮語の形態論・統語論、およびその歴史的変遷
朝鮮言語文化 准教授和田 とも美 朝鮮文学、19世紀末から20世紀初頭の朝鮮文学
英語学 准教授藤川 勝也 英語学、意味論、認知言語学、機能的統語論
イギリス言語文化 教授恒川 正巳 イギリス文学、イアン・マキューアンを中心としたイギリス小説
イギリス言語文化 教授内藤 亮一 イギリス文学、シェイクスピアを中心とした英国近代初期の文学
イギリス言語文化 准教授小田 夕香理 イギリス文学、ブロンテ姉妹を中心としたイギリス小説
イギリス言語文化 准教授結城 史郎 イギリス文学、ジェイムズ・ジョイスと19-20世紀イギリス文学
アメリカ言語文化 教授赤尾 千波 アメリカ文学、アメリカ黒人女性作家、映画における人種イメージ
アメリカ言語文化 准教授竹腰 佳誉子 アメリカ文学、異文化コミュニケーション
アメリカ言語文化 講師秋田 万里子 アメリカ文学、ユダヤ系アメリカ文学
ドイツ言語文化 教授黒田 廉 ドイツ語学、現代ドイツ語学、複合動詞の意味・統語
ドイツ言語文化 准教授阿部 美規 ドイツ語学、ドイツ語史、ドイツ語統語論の通時的研究
フランス言語文化 教授中島 淑恵 フランス文学、フランス近代詩、比較文学
ロシア言語文化 教授武田 昭文 ロシア文学、19・20世紀のロシア文学

(人文科学系)授業担当教員

教員氏名 専門分野 リンク
准教授林 夏生 国際関係論、日韓間の市民社会交流、マイノリティ、多様性と社国際関係論
准教授梁 有紀 近現代中国文学

(芸術文化学系)研究指導担当教員

教員氏名 専門分野 リンク
教授上原 雄史 建築意匠、建築設計、アーバニズム
教授内田 和美 プロダクトデザイン、トランスポートデザイン
教授大氏 正嗣 建築構造デザイン、建築設計、公共施設数理的配置計画、地域づくりコンテンツ、歴史的組積造建築、木材の新たな交叉接合等
教授沖 和宏 視覚伝達デザイン
教授奥 敬一 風景計画学、観光資源論、里山学
教授河原 雅典 働態学、人間工学
教授島添 貴美子 民族音楽学、民俗芸能研究、伝統文化論
教授高橋 誠一 漆工芸、漆造形、生活工芸
教授長柄 毅一 金属材料学、金属材料加工学、文化財科学
教授西島 治樹 美術(メディアアート)
准教授有田 行男 デザインマネジメント、コミュニケーションデザイン、プロダクトデザイン
准教授伊東 多佳子 美学、芸術哲学
准教授今淵 純子 鍛金・彫金工芸
准教授三宮 千佳 東洋美術史、日本美術史(古代〜中世)
准教授清水 克朗 美術鋳造
准教授萩野 紀一郎 建築設計・保存・再生、インテリアデザイン
准教授松田 愛 西洋美術史、近現代美術論、アート・マネジメント
准教授松村 浩之 油画
准教授安嶋 是晴 文化政策論、伝統産業論、地域経営論
准教授横山 天心 建築デザイン、建築計画
准教授渡邉 雅志 プロダクトデザイン、木材造形
講師岡本 知久 広告コミュニケーションデザイン、ブランディングデザイン、タイポグラフィーデザイン、タイプ(フォント)デザイン、エディトリアルデザイン
講師小川 太郎 漆芸
講師長田 堅二郎 現代造形芸術、現代美術、立体造形
講師平田 昌輝 彫刻、塑造
講師籔谷 祐介 コミュニティデザイン、 建築計画
講師幸 亮太 日本画

(芸術文化学系)授業担当教員

教員氏名 専門分野 リンク
准教授藤田 徹也 情報学、人間医工学
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